おせんべいやさんが作った赤ちゃんせんべい５選

赤ちゃんにあげるおやつに最適な赤ちゃんせんべい。歯がなくても食べられて優しい自然の甘さが特徴です。離乳食を食べている赤ちゃんにピッタリ。白くてふんわりとした赤ちゃんせんべいに助けられたお母さんも多いことでしょう。

スーパーでよく目にするのは亀田製菓の「ハイハイン」ですね。広く流通している商品なので、手軽に購入できて出先で買い足すときにも便利です。大手の菓子メーカではありますが、亀田製菓もおせんべいやさんであることは間違いありません。でも、日本にはおせんべいやさんが全国あちこちにたくさんあります。

小規模な米菓メーカーが作っているこだわりの赤ちゃんせんべいも食べてみませんか。歯がなくても口の中で溶けていく食感は、高齢の方や療養中の方にもおすすめです。栄養価を高めた商品を開発しているメーカーもあるので、いろいろとチャレンジしてみてください。

１，Rice　Crispyー酒田米菓

山形県酒田市の米菓メーカー。お米だけで作った赤ちゃん用のおせんべいです。砂糖などで味付けもされておらず、でん粉も使わないお米の甘さだけで食べられる赤ちゃんせんべい。国内でもとても珍しい安心安全なおやつです。握りやすいようにスティック状に形成されています。

使用されているのは山形県庄内産のうるち米。お米本来の甘味を感じることができ、お湯に3分浸せばおかゆにもなります。非常食にも、外出先の離乳食にも、または咀嚼がつらくなった高齢の方にもおすすめです。

酒田米菓オンラインショップ
https://sakatabeika.jp/

久世福はおせんべい専門店ではありませんが、草加せんべいを代表する山香煎餅が赤ちゃんせんべいを製造しています。見た目は草加せんべいそのものですが、味付けをしておらずうるち米のみで作られています。

商品としてはおやつのスタンスではなく、おしゃぶりとして開発されました。味が付いてないので手に持ってもべたべたせず、口の周りがかぶれることもありません。歯が生えてくる6か月くらいからあげられます。歯固めにもいいですね。

赤ちゃんせんべい　6枚
価格：421円（税込、送料別) (2023/9/30時点)

久世福オンラインショップ
https://kuzefuku.com/

米どころの新潟県新潟市の会社で作られている「波せんべい」は、赤ちゃんせんべいにもぴったりの米菓です。名前の通り波だった表面で見た目はややごつごつ感がありますが、食感はふんわりさくさく。歯のない赤ちゃんのおやつとして食べられます。

原材料は国内産うるち米、種子島産さとうきび、塩だけで作っています。形が少しいびつな四角形、約縦15㎝、横11㎝の長方形とやや大きめです。赤ちゃんせんべいとして食べるには珍しい形ですが、波打った表面なのでつかみやすい形です。

10枚　手造り波せんべい 12袋入
価格：6,400円（税込、送料別) (2023/9/30時点)

玄米を膨化させてポン菓子を作り、固めたものを「玄米トースト」として販売しています。結着材を使わず、国産の玄米と塩のみで作っており、残留農薬や放射性物質の検査も行っている安心安全なおやつです。栄養価の高い玄米で作られており、アレルギーの心配もありません。

赤ちゃんせんべいではないですが、玄米と塩だけで作られた無添加のパフは、赤ちゃんのおやつに最適です。お湯を入れれば玄米粥としても食べられるので離乳食としても活用できます。おやつとして、常備食として、外出先での携帯食として便利な食材です。

蔵王米菓オンラインショップ
https://shop.zaou.co.jp/

京都府長岡京にある小倉山荘はおかきの老舗ですが、赤ちゃんせんべいも製造しています。全国に販売店舗を展開している米菓メーカーですが、原材料となるお米は自社栽培しています。自然農法により農薬や化学肥料に頼らないお米作りを目指しており、安心して赤ちゃんに食べさせてあげられます。

生後7か月頃からあげられるおせんべいで、口どけの良いサクッと軽い食感です。材料は、うるち米、砂糖、でんぷん、食塩。楕円形でやや縦長、素朴な味わいです。6粒前後入っている小袋が8個入って１パックになっています。

おせんべいのプロだからこそ作れるこだわりの赤ちゃんせんべい。実は様々なメーカーで作られ、気に入ったお母さんお父さんにリピートされています。安心安全な材料で作られていたり、調味料を必要最低限に抑えた優しい味わいにしていたり、工夫と努力を惜しまず作られています。

素材の味を感じられる素朴なおせんべいは、アレルギーの心配もないおやつでもあります。赤ちゃんが気に入ってくれることが大事ですが、食育としてもおやつは親が選んであげられる重要なポイント。味覚の基礎を養うためにも、赤ちゃんせんべいの選択肢が多いのは嬉しいですね。